荏柄天神社からバスを使って元八幡・由比若宮へ。
源頼朝より5代前の源氏の頭領・源頼義は前九年の役に出陣する際、源氏の氏神である石清水八幡宮に戦勝を祈願。その奥州平定の翌年(1063年)に、報賽の意を込めて鎌倉の由比郷に石清水八幡宮を勧請したのが始まりです。
由比若宮・参道入口 |
↑↑↑ やはりお正月...目立つ案内板が置かれています。普段は「元鶴岡八幡宮」と刻まれた社号標のみ。ここまで来れば由比若宮はもうすぐです。
この中が境内...それほど大きな敷地ではありませんが、閑静な住宅街にひっそりと佇む感じでいい雰囲気です。
由比若宮・御由緒 |
石清水八幡宮を勧請した元鶴岡八幡宮なので、当然?御祭神は 応神天皇・比売神・神功皇后 です。(ここ ↑↑↑ には応神天皇だけになってますね 💦)
手水舎 |
義家旗立松 |
↑↑↑ 八幡太郎義家(頼義の長男)が旗を立てた(お手植え?)という松...。
鳥居(ニノ鳥居?)〜社殿 |
賽銭箱(鶴丸紋) |
社殿 |
頼義が石清水八幡宮を勧請、義家の旗立の松、頼朝が小林郷北山に遷座...河内源氏の歴史を感じてちょっと震えましたね。昨年7月に御朱印巡りを始めた日に石清水八幡宮に参拝したので、余計心に響くものがありました o(^▽^)o
鳩みくじ |
授与所 |
以前はこの授与所みたいなものはなかった気がするんですが...最近できたのかな? 鳩みくじ は鶴岡八幡宮のものですね。こちらでいただいた念願の御朱印(書き置き)はこちら ↓↓↓ これも源頼朝ゆかりということで、神護寺でいただいた伝源頼朝像の御朱印帳に貼らせていただきました。
由比若宮・御朱印 |
源頼朝ゆかりの神社仏閣をメインに御朱印巡りをしてきた私にとっては、令和5年元旦に由比若宮を参拝できたことは新たに再スタート...ひとつの区切りになった気がします。
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境内を出て、入ってきたのとは別の、小町大路方面へ向かう参道沿いに「石清水の井」があります ↓↓↓
石清水の井 |
石清水八幡宮の「石清水」という社名は、男山に古くから湧き出す(冬に凍らず夏に枯れない)奇異の霊泉によるもので、摂社石清水社に「石清水井」が現存しています。それがこの「石清水の井」とどこまで関係があるのか?は分かりませんが...。
ちなみに、860年に清和天皇が石清水寺(現在の石清水社)の境内に、社殿を“京都の裏鬼門の守護神”として造営したのが石清水八幡宮の創建とされています。清和源氏一門は氏神として八幡大神を尊崇し、全国各地に勧請...この由比若宮もその一つということですね。
次回で 元旦鎌倉巡り 最終回です。源頼朝が御祭神の「平戸白旗神社」です...鎌倉じゃないけど (^◇^;)