2023年1月28日土曜日

岩殿山 安楽寺(吉見観音)<令和5年1月>

慈光寺からクルマでおよそ50分。この子 ↓↓↓ のお陰で迷うことなく坂東三十三観音霊場・十一番札所「岩殿山 安楽寺(吉見観音)」に到着です。

80ハリアー1

参道沿いの金剛力士像

駐車場を出てすぐに ↑↑↑ この阿吽の金剛力士像が参道の両脇に! Σ( ̄。 ̄ノ)ノ


御本尊は聖観世音菩薩。吉見観音縁起によると、今から約1200年前に行基菩薩がこの地に観世音菩薩の像を彫って岩窟に納めたことが始まりで、開基は堂宇を建立したと伝えられる坂上田村麻呂。

仁王門

参道の突き当たりにこの ↑↑↑ 三棟造りの八脚門という建築様式の仁王門。



↑↑↑ 「坂東十一番 岩殿山 安楽寺」と「蒲冠者 源範頼旧蹟」とあります。坂東三十三観音の第九番慈光寺、第十番正法寺とともに比企三山と呼ばれるこの安楽寺。平治の乱後、源範頼は幼少期...おそらく比企氏の庇護の元で身を隠していたのでしょう。比企尼は頼朝の乳母で、伊豆での流人時代ずっと仕送りをしていました。ここでも源氏と比企氏の繋がりを感じますね。


仁王像

仁王門に安置されている仁王像...こちらも阿吽の金剛力士像ですね。


↓↓↓ 仁王門をくぐると、整然とした庭園のような美しい境内が...。

手水舎
手水舎


阿弥陀如来坐像と地蔵菩薩?1

↑↑↑ 境内にはギリギリ大仏?という雰囲気の阿弥陀如来坐像。小さい方は...地蔵菩薩? ↓↓↓

阿弥陀如来坐像と地蔵菩薩?2


薬師堂
薬師堂




香炉
香炉

香炉の獅子
香炉の獅子


さてさて、目を惹くもの多くて寄り道しまくりましたが、ようやく本堂でお参りです ↓↓↓

本堂1

本堂2

本堂3
本堂


八起地蔵尊1

八起地蔵尊2
八起地蔵尊


三重塔
三重塔

↑↑↑ 元々は本堂も三重塔も、源平合戦後にこの地を領するようになった源範頼が建立したと伝えられるが、松山城合戦で焼失。本堂は寛文元年に再建、三重塔はそれより古く寛永年間の創建だそうな...。


納経所1

納経所2

↑↑↑ こちらの納経所で、 坂東三十三観音霊場・納経帳に直書きでいただいた御朱印が ↓↓↓

坂東三十三観音霊場・第十番「岩殿山 安楽寺(吉見観音)」御朱印
坂東三十三観音霊場・第十番「岩殿山 安楽寺(吉見観音)」御朱印


ここ 安楽寺(吉見観音)慈光寺正法寺(岩殿観音)のような源頼朝縁強めの場所というイメージではなかったのでチェック不足でしたが、美しい境内で見どころ満載の素晴らしい寺院でした。


80ハリアー2


次に向かうは「華林山 慈恩寺(慈恩寺観音)」!!今回の坂東三十三観音霊場埼玉巡りの最終目的地です!

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